2012年 07月 12日
雨上がりの朝
前日の夜まで降り続いた雨が止み、朝、部屋の窓からは朝日が差し込んでいた。

何も予定の無い休日。

朝食を採りながら、ボーッと考える。

「今日、何しよう・・・。」

床に物の散らばった部屋の掃除。それとも、レコーダーに録り貯めたTV番組を先にかたずけるか・・・。

頭に思い浮かぶ事はどうも「やる気」が起きてこない。

「んじゃぁ、とりあえず河に行きますかぁ。」



困った時、あると頼もしい「ホームグラウンド」

ここに行けば、何か楽しい事が見つかる!・・・かもしれない。

家で腐っているよりは数倍マシかと、軽めの機材をバッグに詰め込み、「河」へと出かけた。



昨晩まで降っていた雨のお陰か、午前9時なのにすでに高い位置で輝く初夏の太陽に対して、河川敷の
気温はそれほど高くなく、過ごしやすいものだった。

半袖のシャツから出た両腕を天高く伸ばし「う~ん!風が気持ちいぃー!」と、言いたい雰囲気だったが、河川敷を埋め尽くすように密生する濃い緑色の「ススキ」は全く揺れていない。

・・・風、吹いてないじゃん・・・。

自分のなかの妄想との相違に少し不満を覚えながら、周囲を見渡すと、河川敷には付き物の野球のグラウンドに、大きな水溜りを見つけた。

「(昨晩まで降り続いた雨のせいかぁ)」
心の中でそうつぶややきながら、グラウンドへと向かって歩き出した。

河川敷のススキを刈り取り、地均しだけしただけのグラウンドは水はけが悪く、雨が続くと、すぐに大きな水たまりが出来るのだ。

水はけが悪いグラウンドは水溜り以外も土が泥になっていて、慎重に歩を進めないと、勢いで足元をすくわれそうになる。

朝から服とカメラを泥だらけにするのはゴメンだと、ゆっくりゆっくり大きな水溜りへと近づいていった。

そして、大きな水溜りの「畔」につくと、そこに広がっていた景色は
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足元に「空」があった。

青空に浮かぶ白い雲、「空」の間には三角形を組み合わせた「相模川橋梁」が架かっていた。

「(空に架かる橋かぁ♪)」
その時の表情を誰かに見られていたら、間違いなく「ニンマリ」していただろうか・・・。

グラウンドにはもう一つ大きな水溜りがあり、そちらでも撮ってはみたが、少々水の濁りが気になる
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風が無く、水面に揺れが無くなり、水溜りが大きな水鏡になっていた。

そこで、ふと自分の居る場所を思い出す。

自分は今居る場所は野球のグラウンド。そう!河川敷にあるグラウンドだ。

つまり、グラウンドの横にはもっと大きな「水」がある。


期待に胸膨らませ、川面を覗きこむと・・・。
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さすがに歪み一つ無い完璧な!とまで言えないが、相模川は大きな鏡へと変貌していた。

その光景に我を忘れ、夢中になってカメラのシャッターを切る
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起床後のあの、やる事の無い気だるさはどこかに消え、「何も予定の無い休日」は「充実した休日」になっていた。


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by n700-7000 | 2012-07-12 21:10 | Comments(2)
Commented by cube at 2012-07-13 06:26 x
おはようございます^^

おやおや、雨上がりの青空が^^

ぼく、お猪口になった傘さして長靴で水溜りではしゃいじゃダメだよ。
せっかく綺麗に青空が写っているのが台無しになっちゃうからね。

ああ~、タイムスリップしたn700少年のイメージが脳裏から離れません^^;;

雨が降った翌日にしては相模川のにごりも少なく綺麗に写ってますね
これなら、気分よくなりますよね^^
Commented by n700-7000 at 2012-07-13 23:43
cubeさん、こんばんは

そのコメントはぜひ、次回に頂きたかったですねぇ~(^^)

歳甲斐もなく、ちょっと童心戻ってしまいましたもので・・・(^^;

日中から水鏡が見れるのは珍しいので、それに青空が加わって気分上々でした(^^)
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